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【アナログイラスト】絵を描く対象物まとめ。キャンバス、紙、木etc...



絵を描ける対象物は定番の画用紙などの紙をはじめとして、布、木、プラスチック・・・等々たくさんあります。思いつく限りまとめました。

ストリートアートなど、いわゆる「人のものに勝手に落書きする」も、一例として紹介しています。そこから有名になる人や、観光地になる場所もありますが、実際に逮捕されている人もいます。

自分の所有物以外の物に絵を描く場合は事前に許可をもらう、または依頼者を探したほうが良いと思います。

それでは、絵を描くいろいろな対象達の紹介です。



木枠+布の張りキャンバス

ド定番は張りキャンバスです。木枠に亜麻などで作られた帆布を張り付けています。タッカーやビスで木枠に打ち付けます。14世紀ごろからある伝統的な画材です。油絵の具かアクリル絵の具で描かれることか一般的です。珍しいもので、水彩用張りキャンバスがあります。

自分で張り付ける方法と、既存のものを買う方法があります。張り付けたまま売っているものは表面に加工してあるので、そのまま描けるので気軽に描き始められます。画家さんは自分で張り付けている人が多い印象です。

◎お部屋に飾る方法
  • そのまま飾る
  • 額縁に入れて飾る
☆有名な方:岡本太郎さん、奈良美智さん、草間彌生さん、など

木の板+画用紙の水張り

木の板に水でたっぷり濡らした画用紙を張り付けた画材です。木枠に板が張り付いているのが一般的。専用の紙テープ(水をつけると粘着する、切手みたいなテープ)で木に紙を止めます。

あらかじめ画用紙を濡らして伸ばすことで、水をたっぷり含ませて絵を描いても、画用紙が波々になりません。

張りキャンバスと違って、水張りされた木枠+画用紙のセットが売られているのを見たことがありません。毎回、水張りしないといけないので手間暇がかかります。

張りキャンバスだと色が乗せにくい色鉛筆、透明水彩などが使えます。水張りも、木枠につけたまま壁に飾ることも出来ます。
◎お部屋の飾り方
  • そのまま飾る
  • 額縁にいれて飾る
☆有名な方:ヒグチヨウコさん、など

厚みのない紙

  • コピー用紙
  • クラフト紙
  • 画用紙
  • ケント紙、など
子供の頃から使っている一番馴染み深い画材、水張りなど何もしていない紙です。象。水張りのように手間を掛けずに、たくさん絵が描けます。画用紙や画材によっては、水をいっぱいつけ描いても波々にならずに表現できます。

画家は水張りパネル、イラストレーターは画用紙・ケント紙、漫画家はケント紙を使う方が多い印象です。

フォトフレームに入れることも出来るので、水張り、張りキャンバスよりも安い金額で手に入りやすいです。個展や展示会の時は絵の数だけ額縁を購入しないといけないので、収納スペースが必要になります。
よりキレイに原画を保つ場合は、中抜きしたマットを使って原画とカバーを接触させないようにします。

◎お部屋の飾り方
  • そのまま飾る
  • 額縁、フォトフレームに入れて飾る
☆種村有菜さん、小畑健さん、など


厚みのある紙

  • 色紙
  • ダンボール
  • コースター
  • イラストボード、など
色紙イラストはヤフオクの手描きイラストでよく見かけます。イラストボードは学生さんからプロまで幅広く愛用されている印象。色紙は小さいサイズもありますが、イラストボードは大きいサイズ(A3、B4など)が多いです。

画家のロッカクアヤコさんは、指に絵の具をつけてダンボールに絵を描くことで有名です。ダンボールだと価値がつかないように思いますが、高額落札され続けているので驚きました。ダンボールも立派な画材になります。

◎お部屋に飾る方法
  • 壁に立てかける
  • イーズルに乗せる
  • 額縁に入れる
☆ロッカクアヤコさん、mizutamaさん、など

木の板

  • 焼き目をつけて描く
  • 絵の具を塗って描く
  • 彫刻刀で彫る、木版画
  • 彫らない版画、リトグラフ
などの方法で絵が描けます。

木は張りキャンバス、水張りの枠になるだけでなく、絵を描いたり削って立体にも出来るのでほんと可能性のある画材です。

木版画は小学生の時に体験した事ある方が多いと思います。木板を削って、色をぬって紙をのせて刷る、江戸時代に流行した描き方です。

色の数だけ、木の板を彫る必要があるので手間暇がかかります。大変ですが完成すれば何枚も同じ絵を刷れるのがメリットです。

☆葛飾北斎さん、遠藤美香さん、など

リトグラフ、銅版画

19世紀のヨーロッパで流行した絵の描き方です。めちゃくちゃ簡単に説明すると、板にクレヨンで絵を描いて水で湿らせて、紙を乗せて刷る方法です。

19世紀は分厚い石の板が主流でしたが、最近はアルミ板や木の板が主流です。木版画と違って、板自体を掘りません。リトグラフも木版画も色の数だけ板が必要です。

すごく簡単そうに説明しましたが、専用の薬剤や高額なプレス機が必要なので個人で独学でするのは大変です。美大だとリトグラフの設備がそろっているとこもあると思います。

銅版画は薄い銅の板を彫って、インクをのせて、紙をのせて刷ります。木版画と似ている仕組みですが、こちらもそう簡単ではなくて、専用のプレス機が必要です。

☆ピカソさん、ロートレックさん、ミュシャさん、山下清さん、など


陶器・磁器の食器など

  • 伝統工芸(九谷焼、有田焼き、美濃焼きなど)
  • 専用のペン(らくやきマーカーなど)
陶器と磁器の違いを簡単に言うと、陶器は「土」、磁器は「石」で出来ていることです。

伝統工芸の作品は専用の画材を使って色付けして、高温の窯で焼いていきます。独学は難しいため弟子入りして修行したり、学校に通って学ぶことが一般的です。伝統工芸は体験教室を開いているものも多いため、実際に触れて作って確かめやすいです。

伝統工芸は難しいですが、簡単な方法だと「らくやきマーカー」などの専用のペンで描いてオーブンで焼く方法があります。このペンは焼く前は描き直しが何回も出来て、焼いた後は洗っても色が落ちません。

有名な方☆徳田八十吉さん、加藤卓男さんなど

ガラス

  • 傷をつけるように描くグラスリッツェン
  • 伝統工芸の江戸切子
  • ステンドグラス
  • ガラス窓にポスカで描く
  • 結露した窓に指で描く、など
グラスリッツェンは、ガラスに傷がつくと白くなることを利用して絵を描くことを言います。専用の針を使って描いていきます。100均で材料を揃えることもできるほど身近なガラスアートです。

江戸切子はグラスリッツェンのような軽い傷ではなく、彫刻のように深く彫るのが特徴です。江戸から続く伝統工芸で、キレイな模様をいれるには熟練の業が必要です。

ステンドグラスの大作は教会や美術館の大きな窓によく使われている作品のことをいいます。色のついたガラスを絵に使う形にカットしてはんだこてでくっつけて制作していきます。

ガラス窓に簡単に絵を描く場合はペンで描けます。ポスカ、ポストチョークなど。簡単に描けて水拭きで簡単に消せるのが特徴です。お店の窓ガラスにメニューやイラストが描かれているのを見かけることもありますね。

☆加賀屋久兵衛さん、ルイス・コンフォート・ティファニーさん、小川三知さん、など

黒板、ホワイトボード、ブラックボード

黒板、ホワイトボード、ブラックボードは1枚で何回も描けるので絵を描く練習をできるのが特徴です。

緑色の黒板やホワイトボードに書かれたイラストは春の卒業シーズンになると、よく見かけるようになります。日本では黒板アートは人気でテレビCMに起用されたり「黒板アート甲子園」という大会が行われるほどです。

色とりどりに描き込んだ黒板アート(チョークアート)は海外ではあまり見かけない気がします。

ホワイトボードや黒い黒板は簡単な絵やデザインを描いて、お店や結婚式などのイベントに、撮影の小道具に使われる事が多いです。

有名な方☆松下萌子さん、れなれなさん、など

ケーキ、クッキーなどの食べ物

絵をかける食べ物は、すごくたくさんあります。
  • ケーキ
  • アイシングクッキー
  • カフェラテ
  • チョコレート
  • バナナ
  • スイカ
  • お米
  • 太巻き
  • オムライス、など
見て美味しい食べて美味しい作品が多いです。平面作品から立体作品まで幅広くあります。江戸時代から野菜の飾りきりがあるように、食べ物を使った作品・食べ物に描いた作品は昔からたくさんあります。

身近なものだとカニさんウィンナー、うさぎさんのリンゴを作れる人・食べたことある人は多いですよね。手の込んだキャラ弁(キャラクターのお弁当)は奥が深く、数多くのレシピ本やグッズがあります。

海外でも食材を使ったアートはありますが、日本のようなキャラ弁を見たことありません。キャラ弁は日本独自の文化なのかも。

有名な方☆宮澤 真理さん、エンドケイプさん、じょーじさん、など

砂浜や田んぼなど自然のもの

  • 枯山水(かれさんすい)
  • 砂浜
  • 路上
  • 田んぼ、麦畑など
石と砂だけで水面・波の流れを表現することを枯山水(かれさんすい)といいます。お寺、日本庭園で見ることが多いです。

砂浜に絵を描くのは、ウェディングフォトなどの撮影風景ででよく見かけます。描くだけでなく立体的で巨大な作品を作ることもできます。砂で作った作品は「サンドアート」と呼ばれます。砂に絵を描くだけでなく色のついた砂を組み合わせて絵を描く「砂絵」という方法もあります。

イタリアでは路上にチョークで絵を描く芸術家のことを「マドンナーロ」と呼んでいます。路上に絵を描いても良い決められた範囲があり、芸術家は市に使用料を払って描くそうです。路上にチョークで描いた絵も、時間が経てばきれいに消えてなくなります。


雪は、棒など細いものを使って降り積もった表面に絵がかけるだだけでなく、雪を固めて立体的な作品をつくることもできます。大小の渾身の作品がたくさん展示される「さっぽろ雪まつり」が有名です。


山に絵を描くのはアメリカのレオナード・ナイトさんが有名です。カラフルな色使いで山々にペンキで塗り、「GOD IS LOVE」と書かれたメッセージが特徴的です。自分の土地じゃないのに勝手に描き始めたのがきっかけですが、30年に渡り描き続けたこのアートは今では政府によって管理され、ロランゼルスの観光地になっています。


田んぼや麦畑を使った絵はミステリーサークルが有名です。人工的に茎を倒す、折るを繰り返して絵が描けます。少しずつ作っていくのではなくて、ある日突然に発見されるのが特徴です。作者不明なことが多いです。
しかし、ただたんに茎を倒しただけでなく不自然に変形して曲がっている植物集まってできたミステリーサークルもあるそうで、はたして本当に全て人工的な作品なのかそれとも…謎のままです。

有名な方☆レオナード・ナイトさん、ToMoさん、など

カラフルな砂を使って絵を描けます。

建物、乗り物、地面など広い場所

  • 建物
  • 室内の壁、天井
  • 車、電車、飛行機など
建物の外側に描く絵は「ストリートアート」と言われており、いわゆる壁の落書きです。スプレーやペンキを使い色とりどりに絵を描きます。キース・ヘリングはストリートアートがきっかけで有名画家になりました。

室内の天井と壁に描かれた絵は、バチカン市国のシスティーナ礼拝堂特に有名です。日本だとお寺、神社の天井には色とりどりの花や鳥が描かれている事があります。
また、絵の具だけでなくマスキングテープを貼ってイラストを作ることもできます。貼りやすく剥がしやすいメリットがあります。

飛行機に絵を描くことは「ノーズアート」と言われています。主にアメリカで第一次世界大戦ごろに軍事用の航空機に描かれた絵のことを言います。ノーズアートは現在ではあまり見かけなくなりました。
日本にはノーズアートはほとんどありませんでしたが、現在はデジタルイラスト(アニメ絵)を印刷した絵が、さまざまな乗り物に貼られるようになりました。痛車、痛飛行機、痛電車などと呼ばれています。

☆中島盛夫さん、田中みずきさん、ミケランジェロ・ブオナローティさん、キース・ヘリングさん、バンクシーさん、など


プラバンやグッズなどのプラスチック

  • プラスチックのグッズ(iphoneケースなど)
  • ハメパチ(キーホルダーなど)のグッズ
  • 白色、透明のプラバン
iphoneケースは外側と内側に描くパターンがあります。透明なアイフォーンケースの内側に紙に描いた絵を貼り付けたり、外側に直接印刷する方法などです。

ハメパチは紙を挟んでプラスチックのグッズを作るものです。キーホルダー、定規などのオリジナルグッズが作れます。原画を使ったグッズが作れます。
原画にこだわらないのであれば、印刷会社でアクリルキーホルダーなのをグッズを作ることができます。

プラバンは薄い透明な板で、オーブンで焼くと小さくで分厚くなるのが特徴です。色を付けてから焼く、焼いてから色をつけるの2パターンがあります。


☆だいごちひろさん、しばさおりさん、など

Tシャツ、カバンなどの布製品

  • 友禅染、紅型(びんがた)染めなどの伝統工芸
  • 布用のペンや絵の具で描く
  • スクリーン印刷
  • 糸で刺繍する
  • じゅうたんに指で描く
着物など用いられる伝統的な色付け方法には、糊を置いてから色付け・直接筆で色付け・型紙を使って色付け、などがあります。

布製品は油性ペンやアクリル絵の具でも絵が描けますが、耐久性や洗濯することを考えると布用のペンがおすすめです。

スクリーン印刷は、版画のように1枚1枚、布に刷っていく方法です。カッティングシートをイラストに合わせて切り抜いて型紙を作ります。版画のように1色につき1枚型紙が必要です。

毛が細くて長いフワフワしたじゅうたんは指でなぞると色が変わったようになるので、それを利用して絵が描けます。子供の頃に描いた事ある方もいるのではないでしょうか。


☆有名な方:森口邦彦さん、玉那覇有公さん、など

人間の肌

  • タトゥー(入れ墨)、和彫り
  • ヘナタトゥー
  • ジャグアタトゥー
  • ボディペイント
タトゥーや和彫りは肌に針を刺して、奥深くに色を入れることで肌に一生消えない絵を描くことができまます。機械を使って、肌に彫っていきます。針と墨汁を使って自分で小さいタトゥーを入れる人もいます。

和彫りは江戸時代から続く伝統的な絵柄が広範囲に彫られているものを言います。

ヘナタトゥーは、ヘナという植物から出来る茶色を使ったタトゥーです。ペースト状のヘナを絞りながら肌に乗せていきます。タトゥーという名ですが、彫りませんし1,2週間できれいに消えます。

ジャグアタトゥーも、ヘナタトゥーと同じ彫らずに色を乗せていく方法で、1,2週間で消えます。ヘナは茶色ですが、ジャグアタトゥーは深い灰色をしているので、より本物のタトゥーに近づけます。

ボディペイントは、色々な画材が使えますが肌のことを考えたら専用の画材がおすすめです。洗ったら消えるため思い切った絵に挑戦することができます。イベント時に顔に描いて楽しむ方法もあれば、全身に描いてアート作品や映画用の特殊メイクにすることもあります。

☆トロンプ・ルイユさん、エド・ハーディーさん、三代目 彫よしさん、など